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パソコンはHTTPと呼ばれているプロトコル(簡単に言うと出入り口)を使用して、インターネットの閲覧を可能にしています。
ここでは、一般に使用されているHTTP以外のプロトコルで閲覧できる方法を教えます。ただし、ここでの設定はあくまで対応しているサーバ(つまりホームページがある場所)自体が対応していないと、結局はHTTPで閲覧します。けれど、安全性追求のため、ここでの設定をお勧めします。
まず、IEの「ツール」→「インターネットオプション」を選択してください。そこに「詳細設定」タブがあるのでクリックしてください。以下のような画面になるはずです。
「SSL2.0を使用する」「SSL3.0を使用する」「TLS1.0を使用する」の□にそれぞれチェックマークをつけてください。以上で、SSL2.0及び3.0、TLS1.0に対応したサーバにホームページがある場合、これらの形式のプロトコルを利用して閲覧しますので安全性があがりました。例えば、SSL3.0に対応したサーバがあって、そこにウィルスが存在するとします。そのウィルスが閲覧した時にHTTPプロトコルを利用して感染させようとした場合、SSL3.0を利用しているので感染は致しません。
専門的用語で少々わかりづらいかもしれませんが、要は「一般的な出入り口ではなく、別の出入り口でインターネットできるから安心」というわけです。
・各プロトコル概要 初心者の方は以下の文章は無視してください。
SSL2.0・・・暗号技術を利用するプロトコル。ソケットレでの公開鍵暗号技術による認証、鍵交換、共有鍵暗号技術によるデータの暗号化を行っています。2.0には欠陥が多くあるが、未だにこのバージョンで公開しているサーバが多数あります。
SSL3.0・・・2.0のセキュリティ上の欠陥を補ったものです。
TLS1.0・・・SSLの後継者です。トランスポート層のプロトコルであるため、アプリケーション層のHTTPやFTPの干渉は受けない。
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