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私は2001年頃までFMV-NU15を使っていました。スペックは、CPU:MMX Pentium130MHz,メモリ:32MB,HD1.5GBで、OSは95だったのを無理やり98にアップグレードしました。
現在はこの何倍もスペックがあるマシンを利用していますが、FMV-NU15に愛着があるため、何とか使えないものかと考えていた時、Windows98やMeをスリム化する「98lite」に出会いました。
ここでは、私が98liteを使ってスリム化した方法を以下に記述します。
まず、http://www.litepc.com/から98lite45.exeをダウンロードします。最新版がある場合はそれを使ってください。98liteのページが表示されましたら、「98lite」の画像あるいは文をクリックします。次に画面右上の黄色テーブルにある「・Free Preview」をクリック。またページが表示されたら、同じく黄色テーブルの「・Free Download」をクリック。
次に、ダウンロードの同意の是非がでますので、「YES, I ACCEPT this License」を選択します。すると、ダウンロード画面に行き、「ファイルのダウンロード」が表示されますので、FDに保存してください。
Windows98の起動ディスクを作成します。まず、フォーマットされたFDを2枚準備し、「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」→「起動ディスク」タブ→「ディスク作成」を選択して作成します。
次に、起動ディスク1のFDを開いて、不要なファイルの削除と必要なファイルの追加を行います。
【不要なファイル】 ASPI2DOS.SYS ASPI4DOS.SYS ASPI8DOS.SYS ASPI8U2.SYS ASPICD.SYS | BTCDROM.SYS BTDOSM.SYS FLASHPT.SYS JDISP.SYS JFONT.SYS |
<必要なファイル> EMM386.EXE COUNTRY.SYS US.BAT JP.BAT NLSFUNC.EXE | <ファイルの場所> C:\windows\EMM386.EXE C:\windows\COUNTRY.SYS C:\windows\Command\US.BAT C:\windows\Command\JP.BAT C:\windows\Command\NLSFUNC.EXE |
また、これに伴いCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BAT(注意:AUTOEXEC.BATは起動ディスク2)の内容を書き換えます。よく分からない方は、横田さんのHPにファイルがあるので起動ディスクに上書き保存してください。
次に、Windows95シェルの準備です。Windows95をCD-ROMドライブに挿入し、ドライブを右クリック→「開く」を選択すると中のファイルが表示されます。
ファイル名はexplorer.exe(win95\win95_18.cab),shell32.dll(win95\win95_25.cab),comdlg32.dll(win95\win95_11.cab)です。それぞれ()内がファイルのある場所です。起動ディスクとは別のFDに保存してください。
FDに起動ディスク1を挿入して、パソコンを起動してください(インストールするHDDはあらかじめフォーマットしてください)。すると、BIOS画面後に起動ディスクの読み込みが英語モード(注意:JDISP.SYS,JFONT.SYSが存在すると、98liteのインストールの際に文字化けするため、必ず削除!)で開始されます。しばらく待つと、
起動ディスク2を挿入するように指示があるのでそれに従います。読み込みが終わると、
A:\>
と表示されますので、98lite45.exeファイル(私はこのバージョンを使用。最新版があるかも)が保存されているFDを挿入し、
A:\>98lite45.exe
と入力し、「ENTER」キー。画面の指示に従い、何度か適当なキーを入力します。
次に、98liteのインストールメニューが表示されますので、「install」を選択します。すると、インストール先のHDD指定画面が表示されます。
C:\98SETUP/
通常このように表示されますので、Cドライブでよければそのまま「ENTER」キー。
インストールが終了すると、画面下に、
C:\98SETUP>
と表示されますので、
C:\98SETUP>98lite /is
と入力し、「ENTER」キー。注意:”/is”の前に半角スペース!
次に、「SETTING UP 98lite」といった文章が表示され、変換した98ファイルのインストール先を指定します。同じ場所でOKなので、そのまま「ENTER」キー。
↓
「Please insert Without CDROM」と表示され、Windows98CD-ROMを挿入し、CD-ROMドライブの場所を選択します。
↓
「CHOSE FROM THE FOLLOWING OPTIONS」と表示され、インストールモードの指定をします。「1」を入力「ENTER」キー。これで、スリム化の指示です。
↓
「INSTALL WINDOWS WITHOUT INTERNET EXPLORER」と表示されたのち、「Chose your new windows desktop:」と表示されますので、インストール方法を選択します。内容を簡単に説明すると、「1」は95のデスクトップバージョンで、最小構成。「2」は多少制限のある98構成(Meの場合はMe構成)。「3」はInternetExplorerを削除した程度の構成だが、これでも十分軽くなります。私は「2」で「ENTER」キーを選択しました。
↓
windows98セットアップ画面に移行します。あとは、画面の指示に従ってwindows98をセットアップしてください。尚、「セットアップ方法」にて「コンパクト」を選択し、「Windowsファイルの選択」にて「インストールするオプションファイルを選択する」を選択し、無駄なファイルのチェックをはずしてインストールを最小限にしましょう。
容量の節約につながります。
そして、画面の指示に従っていくと、インストールは完了です。
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